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2009年10月21日

東京出張メモ -たくさんの「気づき」-


久々の東京出張。

とてもまとめきれないくらいいろいろな思いが頭に浮かんだので、まとめず以下に箇条書き。


行きの電車・駅関連
  • 在来線(東海道線)が遅れて新幹線が発車を2分待ったこと。それをしきりにアナウンスで謝ってたこと。「2分くらいの遅延で謝る必要ないじゃん」と思いつつ、新幹線が在来線を待つことがあるということに驚いたこと。
  • 東京駅はやっぱりでかすぎること。
  • 地下鉄に久々に乗ってPASMOを持ってるのを忘れて切符を買ってしまったこと。東京なのに現金で切符を買う人がまだそこそこいることに意外だと思ったこと。
  • 東京駅とオアゾが地下でつながっていたことを知らなかったこと。

オアゾでの立ち読み

  1. 持ってる知識と経験で「即断」するのが大事だということ。そして、決断する時は「常に即断」することを訓練すること。
  2. ITは「コモディティ化する」っていうか、もうそうなっていることは既成事実だけど、じゃぁIT従事のeddieはどうするか?ってすごく考えるきっかけになったこと。インドでのソフト開発はトヨタの自動車工場と同じだということ。CMMIってやつ(開発基準)標準化。日本はソフト開発に基準なんかないもんね!ってなぜか自慢げに思ったこと(自虐)。MSやグーグルはすでにインフラ屋を目指していて、ネットワークもインフラだから、eddieは電気屋さんみたいな感覚でネットワークのお守で生き残ろうかなぁとか思ったりしたこと。
  3. 希望を捨てる前に、内容が高度でeddieには立ち読みでは理解しきれなくて、やっぱり経済学はeddieには理解不能だと思ったこと。
  4. 間違えた問題の復習が大事なんだな、と改めて思ったこと。勉強のやり方って大事だなって思ったこと。
  5. 30歳以上・大卒・(一応)理系だけど、情報システム部という間接部門のeddieは、この本も言うようにリストラ対象なんだろうけど、今さら人から言われなくてもその通りだから別にあまり驚かなかったこと。
  • いろいろ思った割には結局一冊も本を買わなかった自分に驚いたこと。

IT系の展示会・セミナー(出張の目的)
  1.  グランドプリンスホテル赤坂(赤坂見附)
  2.  青山ダイヤモンドホール(表参道)
  • オアゾで本を読んだ後だったからか、「ITではもう金儲けできないな」って雰囲気が充満しているような気が少ししたこと。関係者の元気がなかったような気がしたのは、やはり本のイメージもあるのかな、と少し思ったこと。
  • でも、まだeddieが作ったソフトをセールスしてるんだ、とか、会場にいた関係者と普通に話ができてることとかを思ったら、まだ一応東京に戻っても働けるかもしれないなと少しだけ誇らしく思ったこと。(ちっぽけな誇り)
  • 「すみません、あれ、あそこに置いといたのちょっとみてくれない?そう、それそれ」とかまったくもって日本人的な会話を携帯でしている白人の外人に驚いたこと。
  • 一方、すごくカッコよく決めた女性がエスコートしていた白人の外人が着ていたスーツがあまりにヨレヨレで、そのアンバランスさに驚いたこと。
  • 道端に喫煙所がたくさんあって驚いたこと。東京でもまだ喫煙者は意外と多いじゃん、って思ったこと。

渋谷
  • 静岡で買わなかったけど結局ほしくなって、ロフトでしか買えない「ほぼ日手帳」をわざわざ渋谷に降りて買ったこと。一日分のスペースが小さいので小さい文字を書くのに、ゲルインクのボールペンはなかなかいいな、と思ったけど買わなかったこと。
  • 誰か芸能人歩いてないかな?と思いながらキョドってたけど、テレビ見ないから多分大御所レベルの芸能人しか識別できなかっただろうことに今気づいたこと。
  • 渋谷には「ハッとする」ほどのかわいい女の子はやはり一定の割合でいることに改めて気付いたこと。

品川
  • エキナカはやっぱり反則。本屋はレジの行列であふれかえってるし、360円のかき揚げそばでもあれだけ回転すればもうかるだろうし、間違いなくJRによる民業圧迫だ思ったこと。(JRは実際は官だもんね。)
  • お土産に半熟カステラを買おうと思ったけど、2時間以上は保冷バッグ(360円)が必要と言われて、かき揚げそばと同じって思ったらケチな根性が湧いてきて、やめてユーハイムでロールケーキを買ったこと。
  • 品川から新幹線に乗ると空席は少ないだろうな、と思ったら予想通りだったけど座れたこと。

三島、沼津、御殿場
  • 沼津駅に着いてなぜかいつもの空気にホッとしたこと。
  • 御殿場についたら寒くてびっくりしたこと。
  • 東京の人ゴミより御殿場の高校生たちのが元気じゃん!って思ったこと。
  • チャリンコを無灯火で走行してたらパトカーに止められて注意されたこと。いろいろ言い訳して見逃してもらったけど、さいごの最後に一番驚いた。(無灯火走行者は盗難車の場合が多いのだそうだ。)

いつもと違うことをすると疲れるけどいろいろ「気づき」があって面白いです。たまには出張もいいもんだ、と思った一日でした。

おわり。

2009年5月15日

製造業的思考の弊害

製造業は絶対に事故を起こしてはならない。そういう設計がされているから日本の製品は高品質で世界中で売れている。

操作ミスで人が死ぬかもしれない商品においては、絶対に失敗が許されない。


一方インターネットは自立的に失敗を修復、ないしは迂回路を勝手に見つけて事故がなかったかのように振舞うのが特徴。つまり失敗は当たり前。最終的に目的地にたどり着ければいいのだからと考えて、送るデータはそもそもいい加減。

TCP/IPというプロトコルはもっともそういう性質を表している。

通信データは次のあて先に向けて送るけど、送り先で紛失してもまぁ仕方がない。でも応答がなければ再送はするよ。いわゆる輻輳制御。送信可能なサイズを計算しなおして、今後はこのサイズで送りますね!というような具合。

しかも、IP電話などの音声送信に使われるUDPというプロトコルにいたっては再送すらしない。抜けてしまった音声データを後から送っても会話に支障はないし要らないでしょ?って思考。悪く言えばいい加減で、失敗は当然に許容して考慮されている。


この思考の差は大きい。


どんな業種も製造業の失敗回避思考で進められる日本。いい点は失敗がほとんど無いこと。だけど、ほんの少しの確率の失敗を防ぐために、どれだけの貴重な労力が費やされただろうか。その防御思考が近年ではあまりに過剰すぎるのではないだろうか。

この行き過ぎた感覚が取り除かれなければ、先へ進めないと思う。


失敗をしないために全力を注ぐのではなく、失敗したらどうするかを考えておこう。80%の成功率があるならどんどん進めてしまおう。そのためには20%の失敗確率のためにバックアップを考える必要がある。

2009年3月30日

地方の自立は若者の自立を生む!


日経ビジネスオンラインより 地方の自立は、若者の自立を生む? から引用
理由は簡単。大企業によるマスマーケティングの原理。グローバル化の名のもとに、一極集中主義を押し進めた結果、地方色は存在することができなくなって、日本全土が画一化という憂き目にあってしまったわけです。

百歩譲って、中央がどんと構えていれば問題はありません。しかし、中央がグローバル化の余波をまともにかぶってしまったのが、まさに今の状況。中央は責任を取るどころか、弱者を切って捨てに出ました。何という身勝手でしょう。



上記の構造問題については同意です。一旦記事から逸れますが、中央集権の弊害つながりでこちらの記事。橋下大阪府知事はまた中央にけんかを吹っかけてますけどめちゃくちゃ楽しいです。下記は毎日jpからの引用。

「(国からの負担金の)請求書は(大阪の繁華街の)新地でもこんなひどいのはない。ぼったくりバーみたいな請求書だ」

記事を見て爆笑してしまいました。あまりに的確すぎてわかりやすい比喩、サイコーです。



若い人の力が絶対に必要です。淡々民とか草食人とか言われていますが、彼らは心に正直な世代だと感じています。クルマに関心がないのも、クルマにステータスを感じないから。海外に引かれないのも、自分の内側と向き合っているから。無鉄砲にならないのは、まじめに生きることを考えているから。

そういう今までにない世代だからこそ、中央ではなく地方という価値が理解できるかもしれません。小さいからこそ、自分の力が必要とされるし、やったことが目に見える。それが喜びにならない人はいないはずです。

そうなれば、彼らも自立する。彼らが自発的に行動できる目的ができるのですから。


自分も前々から訴えているように地方の活性化には、若い力がもっとも必要とされます。若者の自立こそが地方に力を与えます。若者の力を借りて御殿場市にはもっともっと元気な町になってほしいです。

若者の自立に必須なのは若者にとって魅力のある雇用です。御殿場にIT関連の企業を誘致するのがいいのではないかと考えます。

若林市長の市制方針にもあった事務管理システムの統合事業とか、医療のIT化などは、市にとっても有効な若者の雇用の割当先だと思います。以前にも書きましたが公共投資になりますね。若者の興味の高さと元々持ってるITへの柔軟な対応力は、地元御殿場でこそ発揮してもらいたいと思いませんか?

 

2009年3月26日

itunes8.1から7.6.1.9へダウングレード-不具合からの脱出-

いやぁ苦労させられましたよitunesには。

自動アップデートでitunesを8.1にしたらiPodの同期が効かなくなって、動作がかなり重くなった。起動時間も3から5分。おかしいなぁと思ってアップルのサイトから8.1を再インストールして、それでもだめだったから関連レジストリ全部消して...。

そしたらOS(Vista Home)までフリーズし始めた。

Vistaのリカバリを考えたけど悔しいのでいろいろ調べて、Free Window Registry Repairというソフトを見つけたのでこれでレジストリを修正。おかげでVistaのフリーズ現象はなくなった。

で、その後にまた性懲りもなく8.1を入れたのだけど、やっぱり起動がものすごく遅い上にiPodをつなぐと見事にフリーズ再現!

アンインストールとレジストリ修正を再びやりなおして、今度はダウングレードを考えてこちらのサイトから7.6.1.9を落としてインストールした。なお、バージョン不具合は嫌なのでちょっと調べて不具合があまりなさそうだと判断したのはこちらのサイトの情報から。

おかげさまでitunesは無事に復活し、起動時間4秒となりました。やれやれ...。

Vista+itunes8.1は厳禁ですのでご注意!

 

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2009年3月24日

医療とIT -2- 「医療崩壊とIT化」 

 

Blog vs. Media 時評で見つけた

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か


という本。未読だが興味深い。

 

というわけで、医療関係で思ったことを以下駄文。

先日の阿久根市長の公表した医者の給料の話題で盛り上がったときに思ったのだけど、このニュースに対する読者コメントでは医者が2,600万の給料で高い、けしからんと怒っているものが意外とあったため、驚いたものだ。

医者が年収で2,600万って高いのだろうか。

優秀な学校の理系クラスをそれぞれの地域で一番の能力を勝ち抜いてきた秀才たちであるわけで、医者になるためにも相当な学費を投資しているし、医学部でも国も相当な投資をしているはずの日本の最高峰の頭脳集団なのだから、もっと医者を大事にしたほうがいい。
医者になってからも訴訟リスクや、病気を移されるリスクなどハイリスクを抱えているわけですよね。阿久根市レベルの自治体の事務職が700万もらっていることには憤慨したけど、2,600万円はちっとも高いと思わなかった。まぁいつものマスコミの洗脳が効いている証拠ですね。

医師ブログというカテゴリがあって、下記はBlog vs. Media 時評から引用。

医師ブログ側にあるマスコミ不信は強烈です。しかし、ブログの世界だけに止まって議論していて、行政まで変えられるはずがありません。メディアの力も借りてでも動かして行かねばならないことに早く気付いて欲しいと思っています。そして、その段階では匿名から実名に切り替わらねばなりません。私が扱っているオピニオンのページなど、新聞メディアで行政の無様さに対し真っ正面から発言をしていただくためには実名で登場してもらうしかないのです。

なるほど、医師の世界はマスコミ不信なのですね。一般ピーポーな私たちですら最近ではマスコミのひどさに辟易しているくらいですから、適正な医療行為にもかかわらず、訴訟騒ぎをあおられるお医者さんからしたらたまらないわけですね。

本当に既存のマスコミは一度リセットしたほうがいいですよ。あまりにひどすぎる。


■■■


ところで、お医者さんには遠く能力の及ばなかった一般ピーポーですが、IT分野も社会からの扱いは似たようなモンで、労働環境もひどいし報酬にも全く反映されない悲惨な業種という意味ではつながりがあります。(嫌なつながりですが...)

〔針路IT〕米国が急ピッチで進める医療IT化に学ぶ
内閣官房のIT戦略本部が2009年3月2日に提示したIT分野の緊急対策案の中に、医療機関同士を広帯域ネットワークで接続する「日本健康情報スーパーハイウェイ構想」(仮称)などの計画が盛り込まれている。だが、情報共有に向けた具体的なロードマップはまだ描かれていないようだ。かけ声だけで終わってしまうのだろうか。

 

残念ながら、現在の政府ではかけ声だけで終わるだろうから次期政府以降まで待ちます。
まぁ待ったところで、マスコミと官僚を筆頭とした既得権益層が牛耳る日本社会の構図が変わらない限りでは、どちらの業種も報われないのは変わらないので、それほどの激変は予想できないですけどね。

とはいえ、今後の医者業界のIT化には興味があります。日本政府はオバマ大統領が宣言したようなIT化による医療事務の簡素化による無駄な経費削減などの施策に追々するのだろうか。

ぜひやってほしいなぁ。医療のIT化は喫緊の課題だと思います。
医療のIT化のためには、カルテ情報は個人情報保護に始まるセキュリティ対策が必須だし、情報資産管理対応も必要だし、遠隔の在宅医療にはインターネットの高速回線とテレビ会議システムが必要だし、医療事務についてはまったくの無知だけどおそらく有効なIT化が可能だろうと思うし...。

個人的にも医療がIT化されて情報公開されればいろんな意味で安心もできる。

政府が医療のIT化推進を決めてしまえば、あとは雇用やアイデアや無駄な経費削減が一挙に進むと思います。お医者さんはレガシーで無駄な事務仕事時間を、患者の診察と対話という本業にシフトさせられるし、いいことずくめだと思うのですけどね。

阻むのはやっぱり厚労省を筆頭にする既得権益層か...。


■■■


【基礎解説】レセプトのオンライン請求義務化

オンライン請求が完全義務化されれば、保険診療を継続できない医療機関が出てくることが想定され、地域医療の崩壊を招く恐れがある」としています。


オンライン完全義務化でいいでしょ?もし必要ならボランティアしますよ。NPO作るとか。

ITでよほどだまされた人が多いんだなぁって思う。勝手な想像だけど、業務系システムとほとんど一緒じゃないの?レセプトって良く知らないんだけど、ねぇ。

小さい病院だったら、利用料だけ払って業務システムが使えるクラウドに乗るのも考慮すればいいかもしれない。数年先の話かもしれないけれど。

 

■■■

 

今日のWBC決勝戦は延長戦でしたね。
イチローが最後においしいところ(勝ち越しタイムリー)を持って行きました。

日本5-3韓国
ということで日本チームの世界一連覇おめでとうございました。

 

勝ったから言わせてもらうけど、韓国についてひとこと。

一度ソウルに行ったことありますが、あまりいい印象がありませんでした。
残念ながらもう一度行きたいとは思いませんでした。だって、飲食店で「ちっ」って舌打ちするなんて考えられますか?それも1回の旅行で2度ですよ。

よほど日本が嫌いなんですね、韓国の人。

でもいい加減、過去のことを持ち出すのはやめてほしい。僕らの世代が知らないことだし、その点は僕らの親たちの世代が十分保障もしたはずなんだから、これからはよき隣人として正々堂々とやりましょう。

 


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2009年3月23日

医薬品のネット規制について思うこと -IT化の後退-


日経ビジネスオンラインから 医薬品ネット規制に潜む厚労省の裁量

厚労省っていう役所はなんでこうなのだろう、70万人の意見を無視して少数利権者集団への優遇って...。厚労省のひどさは挙げるのも嫌になるけど他には、年金記録問題、薬害エイズ、薬害C型肝炎、雇用問題...。

医薬品のネット販売規制に戻すと、もう薬買うのは控えれば?風邪なんて寝てりゃ直るのを無理やり薬飲んで治してるんだし、水虫だって妊娠検査薬だってそもそも困んない。いいじゃん、規制やらそう。厚労省はたぶん日本経済を意図的に縮小にもっていくつもりなんだから。

ちなみにこの下の表はネット規制の検討会メンバーです。
この「医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会」のメンバー
(2008年2月~、肩書は現在)

北史男   日本OTC医薬品協会医薬品販売制度対応協議会委員長
児玉孝   社団法人日本薬剤師会会長
小田兵馬  日本チェーンドラッグストア協会副会長
足高慶宣  日本置き薬協会常任理事長
今孝之   社団法人全日本薬種商協会副会長
高柳昌幸  全国配置家庭薬協会副会長
下村壽一  東京都福祉保健局健康安全部薬務課長
今地政美  福岡県保健医療介護部薬務課長
井村伸正  北里大学名誉教授
望月眞弓  慶應義塾大学薬学部教授
松本恒雄  一橋大学大学院法学研究科教授
三村優美子 青山学院大学経営学部教授
神田敏子  全国消費者団体連絡会事務局長
増山ゆかり 全国薬害被害者団体連絡協議会
倉田雅子  納得して医療を選ぶ会


"シカト"された規制改革会議 松井委員の逆襲
誰かが言っていたな、「僕は薬剤師です」と。「改正薬事法の施行で、薬剤師よりも簡単になれる登録販売員がコンビニなどで医薬品を販売できて、薬剤師である僕がネットで売れないって、すごく矛盾を感じる」と言っていましたけど、本当にその通りだと思いますよ。

  • 有資格者の薬剤師によるネット販売は×
  • 資格のない販売員によるコンビニ対面販売は○


むむっ?この二つの○×は逆なんじゃないの?という庶民感覚は間違いか?

日本の既得権益層はホントにITが嫌いなんだねぇ。
難しい資格を取った薬剤師がネットで薬売ってるのは嫌で、どこぞの見知らぬ販売員がコンビニで売る薬は、把握できてる分だけ安心なわけだから。自分ら(既得権益層)としてね。
(客の利益・安全を考えたら逆だろ!)

世代間のギャップも問題。ITは完全にインフラになったのに、過去の成功者は最後の悪あがきの末、抵抗し続けている。往生際悪くいつまでも過去を引きずって、せっかく作った資産を食い潰す。後進に道を譲ってその資産、維持すればいいのに...。

少数派の既得権のあるエライ肩書きの爺さん婆さんがIT化を受け入れないんだよなぁ。この人たちがIT化を推進すれば、圧倒的多数の日本人がハッピーになれるというのに。


ただ、この医薬品のネット規制の問題、医薬品の購入頻度も高くないので個人的にはあまり困ってない。ミキタニさんが騒いでいるホントの理由は、遠隔地の人が困っているからじゃなくて、店子さんからの出店料・手数料収入が減って自分が困るからでしょ。ということを最後に一応突っ込んでおく。
ラクテンさん、儲けるのに急がしすぎてお役人への配慮忘れたんじゃない?

たとえば、ネットで発注してコンビニで受け取るというセブンアンドワイの本を買うシステムを、医薬品で展開できていたなら規制はされなかったんじゃないかなぁ、とちょっと思った。
既得の爺婆たちにとっては、ポッと出のITラクテンと把握しきれない小規模個人店よりも、既存のコンビニ、物流業界のお偉いさんのがなじみがあるのだろうし。


「急いてはことを仕損じる」...なんてね。



 

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2009年3月10日

在宅勤務について考えてみた

在宅勤務のメリット(従業員側)

  • 通勤しなくて済む(ストレス軽減・移動時間節約)
  • 社外のつきあいが可能になる
  • 家族との時間が増える
  • 残業なし
  • 嫌なやつの顔を見ないで済むことによる生産効率向上(笑)

在宅勤務のメリット(会社側)

  • 経費削減(交通費・出張費・電気代・オフィス家賃)

 田舎のオフィスは広いので都会のようにフリースペースにしてオフィス面積を縮小して家賃削減...なんてのはあまり意味はないけど、対して、東京との行き来に使ってる交通費は馬鹿にならないはず。

在宅勤務のデメリット(従業員側)

  • なし(笑)

 ただし、会社にぶら下がってた人間にとっては、ゴマすりなど直接的なコミュニケーションのための時間が減るため痛手

在宅勤務のデメリット(会社側)

  • 緊急の現場対応に時間がかかる
  • 社員の管理コスト(ただしイニシャルコスト)

 

適当に挙げただけだけどこうして見ると、やっぱり在宅勤務は早く普及させるべきだと思う。まじめな話、従業員にはデメリットがない。普及の妨げは会社が出社しない従業員を信用していないということだけの話だと思う。

でも、導入初期は完全在宅勤務にする必要はないかな。たとえば週に1,2日とか。それだけで会社は交通費を中心として経費を浮かせられるし、徐々に浸透すれば抵抗もなくなるだろうし。

デスクワークなんてコミュニケーション手段として電話とメールがあれば仕事はできる。長期で出社できないとしたらグループウェアとかイントラネットが見れりゃいいのだから、セキュアなPCがあればいい。まして、TV会議が普及すれば会議もできるので出社する意味などほとんどない。

 

一時帰休って概念自体が製造ライン停止での生産調整であって経費削減が目的ではない。工場従事者は出社して体を動かすことで対価を得ていた。だから「一時帰休=給料カット」なのは当たり前。

対して営業やデスクワーク従事者は出社しなくたって仕事はできるのに、工場にあわせて一時帰休の名目で給料カット。実際は携帯持たされて自宅待機状態なのにこれでは道理が合わない。金払え!(笑)

だから、工場のラインとデスクワークを同じ雇用体系で契約していること自体が、そもそもおかしいということを経営者は確信犯的にわかってるんだろうけど、改善すべきだ。無駄な残業代も支払わなくて済むんだからね。でも残業って概念自体もなくなるかもなぁ。あれは本来工場のラインだけのもの。

 

在宅勤務定着への一番の問題は労務管理の問題だろうと思う。会社が在宅勤務を想定した労務規定を設けていない。会社は固定費を削減したいなら、早急に在宅勤務実施を想定した労務規定を作ったほうがいい。

就職してから12年間ずっと残業否定派の意見でした。

 

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2009年3月 5日

オバマ大統領の予算演説 -御殿場の公共投資案-

2月26日に行われたオバマ大統領の予算演説のスクリプトを入手。

リンク:President's Message

気になるところだけ引用。

1.To improve the quality of our health care while lowering its cost, we will make the immediate investments needed to computerize all of America's medical records within five years while protecting the privacy of patients. This is a necessary step to reducing waste, eliminating red tape,and avoiding the need to repeat expensive medical tests.

医療を充実しかつ費用を抑えるために、今まで保護してきた患者のプライバシーを5年以内にすべてコンピュータ化することに投資する。役所仕事(red tape)を排除(eliminate)する。

2.We'll provide new technology and new training for teachers so that students in Chicago and Boston can compete with kids in Beijing for the high-tech, high-wage jobs of the future.

シカゴとボストンと北京の子供たちが競い合い、将来ハイテクで高給の職に就けるようにするのに、教師たちに最新のテクノロジーとトレーニングを施す。

3.We will repair crumbling roads, bridges, and schools as well as expand broadband lines across America, so that a small business in a rural town can connect and compete with its counterparts anywhere in the world.

田舎でSOHOを起業している企業化が、世界中の起業家とつながり、競い合うために、現状ぼろぼろの道や橋や学校やブロードバンド回線を修復する。

 

興味のある方はとりあえず全文を読んでください。元気になれます。日本のリーダは政局に明け暮れている間に、大不況の沈んだ空気を何とか元気付けようとアメリカ大統領はこんなにすばらしい夢を語っています。

 

以下、それぞれの引用文の感想。 

1.アメリカの患者のプライバシーはかなり強力な個人情報保護がされていると聞いたことがある。実際、医者が患者の既往歴を勝手に見ることもできないというほどだそうな。これをすべて電子化する、ということだからかなり大胆、かつ、効率よくなるだろうなぁ、と感心。

「役所仕事を排除する」...アメリカの大統領がこれだけ大胆な言葉で言い切ってるんだから、日本のトップだって言っちゃえばいいんじゃない?

2.教育については先生のほうを教育しなおす、という観点がわかりやすい。英語教育を必修にするといわれて、生徒じゃなくて先生のほうがビビッているというのが日本の先生の現実。先生が現代の教育方法についていけないのなら「先生を教育しなおす」という論理。まさに正論。

...北京があって東京がないのが気になるけど、今の日本の状態じゃ無視されても仕方あるまい。

3.田舎のインフラを整えてSOHO起業を促そうとしているなんて本当にうらやましい。こうしてきちんと理由が示されればインフラを整えることに反対する理由はない。だけど「なんとなく今までやってきたから」っていう理由がものすごく嫌。「前例主義」は大っ嫌い!

 

さらに3.に関連してだけど、ソフト開発は田舎でこそ発展の余地があると思う。

東京にひしめく開発系の会社は、足りない人手をインドや中国などのSEで補っているのが現状。さらにわざわざ給料の高いブリッジSE(通訳みたいなもの)使っている。東京には通勤するのも大変だし、徹夜もあったりでSEはへとへと(自分はそれやってたので...)。満員の通勤電車にも乗りたくないし、また、終電を逃せば家に帰ることができなかったりもする。

よその国に仕事をやって国内雇用を生まない上に、英語がしゃべれるだけのエラソーな兄ちゃんに高い給料を払い、若者の貴重な労働力をムダに浪費させている。ほんとうにムダ。だれも浮かばれてないでしょ?

だから、もし田舎でSEの仕事を請け負うなら、データのやり取りや日常の打ち合わせをテレビ会議で済ませるのに、オバマ大統領も言っているように、ブロードバンド回線をしっかりすればいい。通勤は車で短距離、短時間だし、住居も安い。もしクライアントとFace to Faceで打ち合わせするにしても、東京までは新幹線やら高速バスやら鉄道でいける距離なんだから。

だから「道路やハコモノを作るのはもう止めて、東京のソフト開発会社を誘致すればいい」と思うんですよね。

若林市長。見てますか?御殿場の若者に仕事を与え、よそからも人が移ってきて、東京の学校で勉強した若者も古巣に戻ってくる。コレこそ立派な公共投資でしょう?どうですか?

 

とりあえずこの辺にして、今日は「予算演説で夢を見させてくれるアメリカはやっぱすごい!」ということでおしまい。

 

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2009年3月 2日

大企業と個人のIT利用と投資について考えてみた

企業内ITの利用用途は、バックオフィス業務の効率化を目的としたERPが主だ。扱うのは会計・販売・在庫・購買・生産・人事・給与などの基幹業務である。扱うデータの性質上セキュリティを堅牢にして万全の体制を築く必要があるため膨大な投資がされている。維持費用単位は億。

一方でメール、WEBなど通信関連の維持費用は圧倒的に低い割合にとどまる。特にここ数年で劇的に低下した。おそらく個人利用の通信費用が低下したためそれに引っ張られているのが原因だろう。維持費用単位は一桁下がって千万。


さて私的なIT利用だが、今やWEB閲覧による情報収集だけにとどまらず、書籍・子供用品・家電全般・食料品・酒などの購入、光熱費・通信費・自動車保険・生命保険の各種支払いのカード利用履歴確認、銀行振り込み、残高確認...など幅広く利用している。

しかし一方でリアル店舗での利用は、ホームセンターの日用雑貨、スーパーの食料品、近所のラーメン屋、ガソリンスタンドで給油くらいか。しかもリアル店舗には毎週末行くともかぎらない。

IT環境維持にかかる費用だが、月々の固定費用は1万円程度の通信費用くらい。5万円PCがでてくるなどハードは劇的に安くなっているし、それも数年に一度の出費だ。


そこで、企業と私的利用でIT利用用途の路線がはっきり分かれてきたのがわかる。データの取り扱いについての感覚だ。

企業はおそらく基幹業務データを外に置くことはできない。つまり今後もデータを内にかかえるためだけに膨大な資金を投入しなければならない。同時にそれを守るためのセキュリティ対策にも膨大な資金投入がされている。サーバ設備維持や運用のための人件費や保守費だ。正直担当としては無駄金食いだとバカバカしく感じている。しかしそれをしなければならないのは、企業が所有する情報資産(個人情報、知財、営業秘密などのデータはもちろん、ハードの信頼性他、ITにかかわるあらゆるもの)の信頼性を求められているからである。

そこで思うのはいったい誰がその信頼性を求めているのか、だ。

その前に、データ保全の必要性をあるサイクルに示すとこうなる。
 情報漏洩・情報システムの不具合
 ⇒親会社のブランド失墜(マスコミによる攻撃が主)
 ⇒売上減少
 ⇒対外的評価減による株主の利益損失
 ⇒株主による役員追求...従業員の士気低下...品質低下...売上減少...

つまりデータの信頼性低下で不利益を被るのは、マスコミ(顧客)にさらされる大企業だけなのだ。だから信頼性維持を求めるのは大企業自身だ。

もう一度「なぜデータを外に置けないか」ということを考えてみるのだが、理由は「預け先の信頼度」と「費用」の問題だろう。

費用はだいぶ下がってきているようだし、利用者が増えればもっと下がるだろうと思う。預け先の信頼度についてだが、もともと自前でのデータ維持の信頼性が高いとは実際には言えない。なぜならわが社だってサーバの管理者権限のIDパスワード管理も、書類上だけの話で実際にはそんなに厳密じゃない...(やばっ!)。大企業の元従業員が情報流出させたり、退職した元従業員が持ち出したIDパスワードを悪用する犯罪など、枚挙にいとまがない。まして静岡は自然災害のリスクが高い(らしい=富士山噴火?)。

その考えで行けば、今後はSaaSを検討することは現実的となるだろう。(データを預ける費用、データを維持する費用、情報漏洩で被る被害額。ここら辺をきちっと費用試算するのが今後の私の飯のタネかな...。)


一方、私的ユーザとしての私の個人情報を含むデータ保護の意識は薄い。それほど気にせずWEBのカード決済で買い物しちゃう。WEBサービスは移動にかかる時間と費用を大幅に削減してくれるからだ。本好きの私がわざわざ東京に本を買いに行くこともほとんど無くなった。海外サイトでの買い物もできる。もし利用中のWEBサービスが全部止まったら恐ろしく不便になるだろう。この点で言えば我が家のネット環境は完全にインフラとなった。

個人情報の維持管理は販売元サイト(Amazonや7アンドワイや楽天など)を信頼するだけなので無料だ。個人的なデータ維持費用も安いもの。せいぜいデジカメデータのバックアップ用HDDくらい。そのHDD自体も昔壊れたPCのHDDを引っこ抜いて、USB接続できるカバーを3,000円くらいで買ってきてつけたものだ。

 

シス監の試験勉強をしていて感じることがある。企業は財務データの信頼性、業務の効率性、法令順守など要求を受けるのだが、この実現のために大変な金銭的負担となっている。まして会計監査の費用も異常高騰しているとも聞いている。この負担のためにどれだけの利益が圧迫されているか。われわれ従業員(派遣社員も含め)ががんばって稼いだ利益がこんなことに消えていくなんて正直残念すぎる。

稼いだお金は従業員や地域に還元するのが理想の社会だし、それが企業が社会に求められていることのはずだ。自社の従業員にも地域にも還元されず、東京のITベンダと監査会社が儲かるだけの仕組みに金を払うしくみはおかしいのだ。今不況のおかげで暇な時期に、どうすれば無駄なIT投資をせずに済むのか真剣に考えるべきだ。


今後、負のIT投資をしなければならない大企業はますます苦しみが深まり、逆に個人や中小企業が高度化したITの利点をますます享受できる時代となるだろうと思う。ドラッカーやトフラーの予想する未来がようやく日本でも現実化する。

変わらないことなど何も無い。つまり無常。変わることを恐れてはいけないのだ。

 

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2009年2月17日

医療とIT

うちにも老人を介護している母がいるのだけど、病院にいってもほんの数分診察してもらって薬を処方してもらうだけなのに、世間じゃ「医療にはお金がかかる、医療が崩壊している、年金じゃ暮らしていけない」と大騒ぎしているのがとても不思議。

老人介護だって、寝たきりや痴呆症は別だろうが、歩けりゃ散歩できるし、本でも読んで聞かせてやって、話し相手が居て、ご飯作ってやりゃいいのなら、正直うちの子(4歳)の通う保育園と変わらんだろうに。だいいち老人のみんながみんな寝たきりや痴呆ばかりじゃなかろう。

もう少し医療を(特に老人医療)切り分けて考えなきゃならないのではないだろうか。それにはITが不可欠だ。ドラッカーも「医療の八割が専門看護士で処置できる」と書いている。

高性能な双方向通信可能なテレビ電話を老人がいる各家庭に配ればいい。そんな双方向テレビを開発するのは日本の優秀な製造技術をもってすれば楽勝でしょう。でも、そんなテレビができたとしてもいろんな制度作って普及を阻むのは誰?まぁいつものことだろうけどね。

そして、物流は急速にIT化されている今なら、処方された薬の受け取りは問題ないはずだ。先日USのサイトであるものを発注したら、以前は1週間くらいかかったのだが2日で届いて驚いた。一方、ネットでの薬の購入を禁止することを決めた厚労省には閉口する。

 

それにしても昨日の中川大臣のG7での会見は酷かった。飲酒とか薬とか病気とかいろいろ理由づけされているけど、理由抜きにあんな醜態さらした時点で日本の恥。自民党は終わり。さっさと退場しろ。

旧来の既得権益層を破壊するのが急務だ。

 

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