2009年6月 1日

箱根で日本人であることを実感

昨日は我が家のお祝いで箱根の温泉旅館に行ってきました。日帰りプランでお風呂に入り、懐石をいただいてきました。

ところで御殿場からの道はすいていて拍子抜けするほどでした。一般道で1時間くらいでしょうか。あまりに近いのに改めて驚きです。

こんなに近いのに年に1~2度ほど訪れるのがせいぜいです。最近ですとユネッサンに子供をつれていったのと、ポーラ美術館に行ったくらいでしょうか。

 

日本にいると日本人は日本のよさってわからないんだろうなぁ、って思いますが、箱根が日本の代表だということが外国人の目を通してわかる、という一シーンがありましたのでご紹介します。

先日テレ朝系列の音楽番組、ミュージックステーションを見ていました。ゲストで、グラミー賞を2回受賞の大物アーティストであるGreen Dayにたいして、タモリさんが「日本の好きなものは何ですか?」との質問をしました。メンバーの一人が「イズ、ハコネ、ロマンスカー」と答えたのが印象的でした。

 

温泉宿に話を戻しますが、当日お風呂で中国人二人組みに遭遇しました。なにやらガヤガヤと大声で聞きなれない言葉でまくし立てる二人組みの声は、風呂の端から端まで通るくらいでした。私はもうすぐ出ようかな、と思っていたところだったので助かりましたがアレはいただけません。

ただし、中国人の全部がそうではないことを付け加えておきます。以前泊まった宿では子供が騒いでいるのを「シーッ」と静かにするようにしつける中国人(日本の会社の社員旅行できていた模様)を見て、公共の場所での振舞いをわかっている中国人もいるのだなぁ、と思ったりもしました。しかしやはり、公共マナーの常識を理解している中国人は少ない気がします。公共の場で外国語で大声で話をする中国人は多いのですぐわかります。

こういうことを言うと中国人というだけで差別している、などという人がいると思うのであらかじめ反論しておきます。まず、他国の情緒を味わいたいのなら、他国の文化や慣習を理解すべきです。それができないのなら文化に触れようとなんてしないほうがいいし、ビジネスでだけでお付き合いすればいいと思います。これは逆(日本人が外国に行った場合)もまた同様だと思います。

 

公共でのマナーを守れない人を受け入れないのが日本人だと思います。ですから同じような振る舞い(公共の場で大声で話をする等の迷惑行為)をすれば、同じ日本人であっても同様に白い目で見られることは言うまでもないです。

温泉(露天風呂)は、お湯の流れる音や、鳥のさえずりや、葉のかすれる音などを静かに楽しむ場所です。外国人が箱根を良いと思うその雰囲気は、そういった公共のマナーを訪れる客みんなが守ることで初めて成り立つものだと思います。同様に「あ・うん」の呼吸のような細かな心遣いの接待も、うるさい雰囲気の中からは絶対に生まれません。

箱根の温泉情緒は、こうした静かな日本人の特性が生み出した特殊な文化なのかもしれません。

 

こう考えてみると、日本人というのはやはり特殊な人種なのだと思います。周りを見渡すとグローバル化に適応できる人は少ないと思いますし、多くの周囲を見渡すかぎり、今後も適応するつもりもあまりないように見えます。日本人は海外でも自己主張をしなさ過ぎで、ビジネスでは大変な損を被っていますから余計です。

そして幸か不幸か、今回の金融不況での日本が受けた傷は世界でももっとも浅く、早くも経済が復調しそうなこともあり、ますます外国語で自己主張をするというようなモチベーションは見失われたのではないかと考えます。一部では「鎖国」なんてことを言い出す人もいるようです。


しかし、個人的には英語がグローバルな言語であることは今後も変わらないと思います。だから今後も英語は勉強し続けるつもりですし、子供にもバイリンガルを目指して(できればトリリンガル)ほしいと思っています。日本の特殊性を理解したうえで、国内では日本人らしく静かに、外国では外国語で堂々と立場を主張をする。そんな日本人が増えてほしいな、と思います。

私はそんな日本人を目指しています。

 

懐石、本当においしかったなぁ...。また行きたいです、箱根。

 

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