2009年5月25日

社会起業家という生き方

私の夢は起業することです。

会社員は性に合いません。大学を卒業した23歳から現在の36歳までに4回の転職をしました。

私は人に指図されるのが大変苦手です。特にやらされ仕事は滅法苦手なので、ぜんぜん仕事が進みません。しかし自分に任された仕事をしているときは仕事も好調です。おそらくそのような人は多いでしょうけれど、私の場合にはそのギャップが極端に激しいようです。

しかし私も人の親となり、地方へ(御殿場へ)きたこともあるので、会社員として転職するつもりはあまりありません。もっとも、35歳という日本の会社員としての転職年齢としての定年を過ぎ、さらには私のついている仕事の性質上、地方にはニーズは少なそうでから、私の内的感情とは別に外部的要素としても良い転職先が見つかりにくいというのが実情だろうと思います。

私は妻と協業でかつて(2002-2003年)ネットショップで多少儲けた経験がありました。その当時はインターネットに詳しい人も少なく、HTMLとCGIを少し知っていればそこそこ見栄えのいいサイトを作ることができました。しかし今はかなり凝ったサイトも多くてとてもついていけそうにありません。

経理的な経験を積めればよかったのですが、当時はそこまで気が回らずに1年半ほどで事業は収束しました。

 

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あれから7年ほど経ちました。そのあいだ経理を独学で勉強し、NPOについても調べましたし、事業計画の書き方も少しは経験しました。

そして最近「「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方」という本をAmazonで買いました。

著者の駒崎氏は言葉の使い方が非常にうまいです。人の心をつかむ何かを持っているようです。アメリカに留学して現地で自身が日本人を自覚する経験を積み、学生時代に起業の経験もしています。

一方、私は起業したい想いをここまで引っ張ってきてしまったことに少し後悔を感じています。若いときにしかできないことをせずにここまできてしまったという後悔です。しかし子供を世に送り出すという重大な使命を背負っています。さらには親の面倒を見たり、地域の人との人間関係構築など、年を追うごとにたくさんのものを背負っていかなければならないものだということも、だんだんと自覚してきています。

ドラッカーは著書でNPOの可能性を述べています。私も自分自身で御殿場のNPO事情を少々調べて、会合に参加したりもしました。しかし私は駒崎氏ほどの行動を起こす前の段階でNPOの可能性を捨ててしまいました。「こんな使いにくい制度は日本に根付かない」と。

 

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駒崎氏の著書を読み、「社会を変えて」くれつつある現状に希望を感じ始めています。

フローレンス代表理事・駒崎弘樹氏~社会起業家という生き方~

 これからは好む好まざるに関わらず、小さな政府になっていきますから、政府が埋めていた穴を、「これからはあなた方がやってください」と言われたとき、NPOやソーシャルビジネスがその穴を埋めていかなければならない。それをしないと僕たちは穴にハマっていって出れなくなってしまう。そこで活躍できるNPOなどのプレイヤーはどんどん増えていかなければいけませんし、また、現在のNPOが経営力を高め、機動的を高め、多くの人を助けていくようになっていかなければいけません。

 結局、立ちはだかるのは経営力の壁ですよね。そこについては、ぜひ皆さまのようなビジネスのプロの方々が、NPOセクターに何らかの形で関わっていただきたいと考えています。そこでNPOは学び、経営力が底上げされていくんです。ビジネスの"血"が非営利セクター、サードセクターにしっかり入り込んでいき、そこで化学変化を起こしてソーシャルビジネスが生み出されていくという流れが出来れば、穴だらけの荒野が広がっていても怖くないぞと。そして、次の世代に荒野ではない、緑豊かなフロンティアを託していけるのではないか、と思っています。

やはり「起業をしたい」という想いは未だもって消えていなかったことを、駒崎氏に感銘を受けて再確認しています。言葉には力強いメッセージを感じました。再度起業の道を具体的に模索しはじめたいと思います。

 

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