2009年4月23日

経済成長率が戦後最低の-6.2%というけれど...

http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M2201R%2022042009&g=MH&d=20090422

国際通貨基金(IMF)は22日、2009年の世界経済の実質成長率がマイナス1.3%になるとの最新の見通しを発表した。日本はマイナス6.2%に落ち込む。

 

じゃあ、経済成長率って何?

『ウィキペディア(Wikipedia)』 経済成長 より

名目GDPの変動を名目経済成長率と呼び、実質GDPの変動を実質経済成長率とよぶ。四半期(三ヶ月)あるいは一年ごとの増加率をパーセントで表す。

名目経済成長率は

名目経済成長率(%)= ( 今年の名目GDP - 去年の名目GDP ) ÷ 去年の名目GDP × 100

によって求められる。また、実質経済成長率は

実質経済成長率(%)= (今年の実質GDP - 去年の実質GDP ) ÷ 去年の実質GDP × 100

となる。

 

結局はGDPがもとなわけですね?

経済成長率を計算するもとになるGDPには原則として貨幣経済で取引された付加価値だけが計上される。そのことによる統計的な問題がGDPには存在する。たとえば以下のような差がある

  • GDPに計上されないもの
    • 家族の内部における身内による介護
  • GDPに計上されるもの
    • 外部に委託された有料サービスによる介護
  • 帰属計算によってGDPに計上されるもの
    • 農家による自家生産物の消費

 

ってことは貨幣経済にかかわらないように皆さんは「節約」しますよね?たとえば、

  •  床屋での散発をやめて奥さんに切ってもらうと、3,000円×12=36,000円/年
  • スーツを安いのに変えると、60,000円-20,000円=40,000円/年
  • 昼飯を外食から奥さんの手弁当に変えると、(1,000円-200円)×200日=160,000円/年
  • 新聞をやめると、3,000円×12=36,000円/年

...というわけでコレだけの節約で272,000円/年の節約になります。

 

こちらのサイトから年間消費支出額を拝借すると

年間消費支出総額は84年の266万円から2007年には274万円に増加するとともに

 

さきほどの年間節約額から計算すると、272,000円÷2,740,000円×100=9,9%もこの家庭でのGDPは下がるんですね。いい加減な計算で考えただけでも、節約だけでGDPをこんなに減らす効果があることがわかります。

 

こちらのエントリでも書きましたし、先ほどのサイトにもありますが、消費者心理を冷え込ませれば簡単にGDPは下がります。つまり経済活動は停滞します。

 

節約は戦後最低の経済成長率への貢献になるわけですが、節約は貨幣経済への加担をやめただけであって、それによって幸福度が下がるわけではないですし、テレビでも「1万円で生活」なんていうのが流行ったり、Googleで「節約」で検索すると 5,920,000 件もあります。

節約への関心が高いのですから、テレビで見てただけやネットで検索していただけの人が、実際に実行に移せば確実にGDPは下がるんです。

 

世界的にエコが奨励されています。無駄な消費を抑えることがいろんな意味でエコへの貢献になるというのは説明不要ですね。

ですから、世界で最低の経済成長率を予想されている日本は、世界でもっとも進んだエコ先進国だと言い変えることもできると思います。

 

(...ちょっと無理があったかな?)

 

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