2009年3月22日

製造業の原価計算は時代遅れ -ABC-


購読中のメーリングリスト「儲かる会社にしようじゃないか vol.429」から以下引用する。
従来の原価計算では、製造にかかった「直接費」を中心に計算します。原価管理も直接費に主体が置かれ、材料費・人件費などの直接費は大幅な低減が可能となりました。が、市場の成熟・IT情報革命の進展などにより、企業の活動は単に「物を作る」だけでなく、マーケティング・技術開発・後方支援(人事・労務・財務など)の間接的な活動が必要となっており、総費用の中に占めるこれらの活動に要したコスト=「間接費」の割合が増加してきており、直接費を中心とした従来の原価計算では対応が難しくなってきているのです。
-略-
端的にいえば、ABCは従来「固定費」として考え複雑な製品配賦手順を踏んでいた間接費を「変動費」として製品に直課する手法 と云えましょう。

なるほどね、だいたい原価計算やっているのは製造業。だから間接部門(IT部門)の人件費が軽視されているって事なんだ。こんなので判断する経営者は、だから我々IT部門をコスト扱いするわけだ。...やっと分かったよ。

ふむふむ、それでABCとやらを使えば間接費を製品価格に課することができるわけだ。しかし一方ではこんなコラムも見つけた。(コラムの筆者の独自視点だからわかったような、わかんないような...経理の世界も奥が深いのね。勉強しなくては...)
活動基準原価計算に限りません。多くの企業では,企業会計審議会『原価計算基準』に基づいて,固定費や間接費を製品に配賦しているはずです。そこにもドライブ効果は作用します。従来型の原価計算制度は,いよいよ終焉(しゅうえん)の時を迎えようとしているのかもしれません。

とはいえ、これからは「物=直接費」なんかより「人=間接費」のほうが製品価値を高めるのは明らかなんだから、間接費を製品のメインのコストで直接費はおまけ。なんだか食玩のノリだなぁ。

人件費(間接費)削減を容赦なくする経営者には考えを改めてもらって、直接費削減にまい進してもらえば、原材料が安く買える円高は歓迎だし、人がコストだなんて馬鹿な経営者もいなくなり高付加価値の製造業復活もありえるのでは?

...IT部門にイチャモンばっかりつけてくる経営者に対してのひとりごと、寝言の類と思って聞き流してくらさい(笑)


ABC分析は、エクセルで簡単に分析できるのでちょっとついでにやってみた。80%の売上を占める部分に対してだけ重点的にコスト管理すればいい、って考え方ね。
原価管理
  • Aグループをコストダウンの重点商品と位置づけ、全社的なコスト管理を行います。購買においては、集中購買、まとめ買いによる大幅な値引き交渉、不良在庫が発生しないよう徹底的な在庫管理を行います、そして効率的なコストダウンをはかっていき利益アップにつなげます。      
  • Bグループについては、Aグループの次の管理ランクでコストダウン化をはかっていきます。        
  • Cグループについては、管理にあまり手をかけず一括管理、在庫管理、購入管理を行っていきます。

わが社はこんな原価管理やってんのかなぁ?製造現場ではやってると信じたいが、億単位の業務システムにどんぶりで、数十万のサーバ購入にイチャモンつけてくるくらいだからやってないのだろうと見てみる。ひとこと...「逆だろ!」

なんか愚痴ばっかりになってきたので今日はココまで。

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