2009年3月23日

医薬品のネット規制について思うこと -IT化の後退-


日経ビジネスオンラインから 医薬品ネット規制に潜む厚労省の裁量

厚労省っていう役所はなんでこうなのだろう、70万人の意見を無視して少数利権者集団への優遇って...。厚労省のひどさは挙げるのも嫌になるけど他には、年金記録問題、薬害エイズ、薬害C型肝炎、雇用問題...。

医薬品のネット販売規制に戻すと、もう薬買うのは控えれば?風邪なんて寝てりゃ直るのを無理やり薬飲んで治してるんだし、水虫だって妊娠検査薬だってそもそも困んない。いいじゃん、規制やらそう。厚労省はたぶん日本経済を意図的に縮小にもっていくつもりなんだから。

ちなみにこの下の表はネット規制の検討会メンバーです。
この「医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会」のメンバー
(2008年2月~、肩書は現在)

北史男   日本OTC医薬品協会医薬品販売制度対応協議会委員長
児玉孝   社団法人日本薬剤師会会長
小田兵馬  日本チェーンドラッグストア協会副会長
足高慶宣  日本置き薬協会常任理事長
今孝之   社団法人全日本薬種商協会副会長
高柳昌幸  全国配置家庭薬協会副会長
下村壽一  東京都福祉保健局健康安全部薬務課長
今地政美  福岡県保健医療介護部薬務課長
井村伸正  北里大学名誉教授
望月眞弓  慶應義塾大学薬学部教授
松本恒雄  一橋大学大学院法学研究科教授
三村優美子 青山学院大学経営学部教授
神田敏子  全国消費者団体連絡会事務局長
増山ゆかり 全国薬害被害者団体連絡協議会
倉田雅子  納得して医療を選ぶ会


"シカト"された規制改革会議 松井委員の逆襲
誰かが言っていたな、「僕は薬剤師です」と。「改正薬事法の施行で、薬剤師よりも簡単になれる登録販売員がコンビニなどで医薬品を販売できて、薬剤師である僕がネットで売れないって、すごく矛盾を感じる」と言っていましたけど、本当にその通りだと思いますよ。

  • 有資格者の薬剤師によるネット販売は×
  • 資格のない販売員によるコンビニ対面販売は○


むむっ?この二つの○×は逆なんじゃないの?という庶民感覚は間違いか?

日本の既得権益層はホントにITが嫌いなんだねぇ。
難しい資格を取った薬剤師がネットで薬売ってるのは嫌で、どこぞの見知らぬ販売員がコンビニで売る薬は、把握できてる分だけ安心なわけだから。自分ら(既得権益層)としてね。
(客の利益・安全を考えたら逆だろ!)

世代間のギャップも問題。ITは完全にインフラになったのに、過去の成功者は最後の悪あがきの末、抵抗し続けている。往生際悪くいつまでも過去を引きずって、せっかく作った資産を食い潰す。後進に道を譲ってその資産、維持すればいいのに...。

少数派の既得権のあるエライ肩書きの爺さん婆さんがIT化を受け入れないんだよなぁ。この人たちがIT化を推進すれば、圧倒的多数の日本人がハッピーになれるというのに。


ただ、この医薬品のネット規制の問題、医薬品の購入頻度も高くないので個人的にはあまり困ってない。ミキタニさんが騒いでいるホントの理由は、遠隔地の人が困っているからじゃなくて、店子さんからの出店料・手数料収入が減って自分が困るからでしょ。ということを最後に一応突っ込んでおく。
ラクテンさん、儲けるのに急がしすぎてお役人への配慮忘れたんじゃない?

たとえば、ネットで発注してコンビニで受け取るというセブンアンドワイの本を買うシステムを、医薬品で展開できていたなら規制はされなかったんじゃないかなぁ、とちょっと思った。
既得の爺婆たちにとっては、ポッと出のITラクテンと把握しきれない小規模個人店よりも、既存のコンビニ、物流業界のお偉いさんのがなじみがあるのだろうし。


「急いてはことを仕損じる」...なんてね。



 

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