理想の組織像
ドラッカーは的確なことを予測していた。「知識労働者は金じゃ釣れない。」その金ももうすぐ会社は支払えなくなるかもしれない。つまり賃金カットとリストラが始まる。
知識労働者にとって重要なことは、
- 組織が何をしようとしており、どこへ行こうとしているのかを知ること
- 責任を与えられ、かつ自己実現すること。もっとも適したところに配置されること
- 継続学習の機会をもつこと。そして、何よりも敬意を払われること
あぁ、すべてが無いのだ、この職場。
組織(部課長)は行くべき道を示せないし無責任。グループリーダーなんてただの年功序列だし、継続学習については、不況前は出張も名目をきちんと説明できさえすれば割と好き勝手にいけたけど、この不況で出張禁止になってるからもうほとんど機会はない。そして何よりも表されるのは敬意より嫉妬・敵意。
最近あまりに不満に思うことが多いのは、ドラッカーの定義する知識労働者である私が何も実現できない職場に居ることにあったのだ。多くの大きな組織体の知識労働者もおおむね考えは同じだろうと思う。
いよいよ不満分子が噴出すのか、それとも私が旧来社会で不満を募らせているのは単に出遅れているだけなのだろうか。たとえ出遅れていてもいい。ドラッカーが定義している知識労働者の求めるものをすべて私は求めている。つまり、私は知識労働者だったことが改めて分かったのだから。
かつて勤めた中小企業は川崎にあったが、子供をもうけることが難しいほどに給料が安かったから致し方なく辞めた。でも、その職場の連中は今でも毎年バーベキューなどして集まっている仲間だ。(聞くところによると私が辞めてからみんなの給料が上がったらしい...。)
そこにはカリスマリーダがいて、そのリーダを中心にして強力な組織形成がなされていた。あの感覚が妙に居心地が良かったのはそのせいだったのだな、と今改めて分かった。みんながみんなプロフェッショナルだから非常にレベルが高かった。私はついていくのがやっとだった。
私もあんな組織を作りたい。
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