ドラッカーの「ネクストソサエティー」と同時にトフラーの「富の未来」を読んだ。
知識社会という共通のキーワードがある。「富の未来」は膨大な事例が挙げられており、途中で少々読み飛ばしてしまった部分もあるが、印象的なキーワードを列挙する。
非競合財としての知識、生産消費者、「常識」「一貫性」「権威」「啓示」「時の試練」「自然科学」という六つの"真実の基準"、NASA(GPS)、非同期化による摩擦、死知識、外部記憶...
いろいろ示唆に富む本だ。
死知識、外部記憶のくだりでは野口 悠紀雄氏の「超超整理法」を思い出した。つまりデータはパソコンにおいとかないでGmailに入れとけ、と。ちっぽけな入れ物にこだわるな、という意味でね。
自然科学以外の5つの基準では、自然科学が低く見られている現状の嘆きとその危険性の指摘が参考になった。早速NASAのサイトでメーリングリスト登録して記事を読むことにした。
生産消費者では「ネクストソサエティー」のNPOやボランティアを思い起こさせたし、確かに言われるとおり、自分で消費するサービスを自分で生産していることに改めて気づいた。だからと言うわけでもないが、ガツガツ給料を求めるのは改めて時代遅れなんだなぁと実感するところ。
非同期化による摩擦では、まさにわが日本の既得権益層が若者を食い物にする構図。
日本は今が「生みの苦しみ」の時代であることを願う。若者のかなり先に進んでいる知の感覚と、全くの時代遅れで現代に同期できない既存システムとの摩擦状態。2009年のこの不況が既存の旧来システムと自民党政治を破壊して理想の同期状態に近づくことを望みたい。
同期させるためには、政治、雇用、年金制度、医療保険制度、学校教育...すべて一度リセットしたほうがいい。もし、為政者が旧来システムを維持するつもりならば、私は子供たちに日本を捨ててもいいと思って育てるつもりだし、実際にその準備中だ。若者(若い夫婦)は子供をつくらないという抵抗、またはそもそも結婚すらしない選択をしているが、私は子供を作った。でも今の腐敗しきった状態の日本が続くならわが子に背負ってもらいたくなど無い。
そしていい加減に目を覚ませ、政治家、官僚、公務員。われわれ納税者が税金という給料を支払ってあなた方を雇っていることをお忘れですか?不幸にもクビになってしまった人の面倒を見るのはあなた方公務員の仕事です。
企業の派遣問題に目を移してみる。日本プロ野球にたとえれば、プレーヤー(民間企業)はルール(法律・規制・条例)に従ってプレーしたのに、明らかなセーフ(派遣問題)をアウト宣告されたようなものだ。しかもプレーヤーより審判(公務員)のが給料が高くて人数も多くていちいち細かいことにうるさくて、そして決定的なのは今回の明らかな誤審(派遣問題)。今回の件で白けてしまったチームは縮小(人員削減)または解散(倒産)へ。優秀で鼻が利くプレーヤーはメジャー(海外脱出)を目指す。高校野球などプロ野球を支えてきたアマチュア野球も先細っていく(少子化)から、新人選手(新入社員)は今後あまり期待できないし、即戦力じゃないから育成にも手間がかかるのにその予算も無い。観客(投資家=多くは海外)もつまらない試合に金を払わないのでますますお金は回らない。まさに日本の縮図であるかのような日本プロ野球。
こんなん書いてなんだけど、大洋(横浜)はまだ存続してくれるのだろうか...。
...まぁ、とりあえず、下巻を読もう。
上巻だけの感想を述べると、今後の世界が「知が力」であると証明されていくのだろうと思うこと。そしてそれを期待したいと思ったこと。自民党退場後の政権担当政党には、大阪で汚れ役に徹している橋下府知事くらいの徹底したどぶさらいを期待したい。
ランキングに参加しています。よろしければクリック↓お願いします。
にほんブログ村